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■平和旅
悲惨な戦争を二度と起こさないためにも、戦争の爪痕をしっかり見て、記憶にとどめておく必要があると思います。広島から始まった旅はまだ続いています。
・2018年 鹿児島 知覧特攻平和会館
20年以上前の話ですが、販売実習先で知り合った教師の方が、少年航空兵として、特攻に参加したお話を聞きました。仲間たちと艦船を目指して出撃したのですが、見つけることができなく、基地に戻ることになったそうです。ゼロ戦に積まれているのは片道分の燃料しかない。省エネ飛行するには海面ギリギリを飛行する方法があるそうです。その方はなんとか基地まで帰って来ることができましたが、仲間の多くは燃料切れで敬礼しながら海に落ちていったそうです。そんなこともあり、一度知覧を訪れたいと思っていながら、10数年も過ぎてしまいました。特攻が正義だと教えられたが、そうは信じられなかったという、彼の言葉を思い出します。
・知覧観光協会には、西郷隆盛の遺愛の刀が展示してありました。歴史的な場所なのですね。
・知覧武家屋敷跡に、9軒オープンな家があり、お庭が立派。 特攻会館からは2kmほど離れた場所です
・2014年 舞鶴赤レンガ倉庫
私の祖父は、満州開拓団の岐阜東白川村プロックの責任者として、してしばらく満州に行っていたそうです。戦争の話は全く話さなかったので、それがわかったのは、当時の日本軍の少年兵をかくまったことがTV番組で取り上げられたからです。舞鶴には引揚者記念館があり、またシベリアへ強制送還された方々の苦しい生活の記録もありました。戦争の悲惨さを一番受けるのは、前線で戦う庶民です。二度とこうした過ちを起こさないために、心に刻みました。
・2014年 奄美大島の加計呂麻島
第二次大戦時の弾薬庫や、兵舎が残っている。島の間は水深が深いので、大型戦艦の隠れ場所になっていたそうだ。ベニヤ製モーターボート「震洋」の基地もあった。特攻艇で国を守るために、自分を犠牲にした方々の、冥福をお祈りします。
・ベニア作りの「震洋」は250kgの爆薬を積んで、敵艦に体当りするという特攻艇。人の命を粗末にする国だった。
・2012年 沖縄の戦争跡
平和の基地は、東西の冷戦終了まではアメリカ軍のミサイル格納庫だった。
ひめゆりの塔記念碑と第二次大戦時の隠れ場所の洞窟
・2009年 ラバーダックプロジェクト
作品のコンセプトは、政治的な意味合いで分断される国境も無く、年齢や人種など、異なった背景を持つすべての人々に癒しを与え、子供のころの記憶や思い出を呼び起こさせる、幸福の象徴であること。
・2009年 長崎の原爆跡
奇跡的に残った一本鳥居や、記念館に置かれた教会の彫像の頭部
・2008年 広島の原爆跡
日本に原爆が落とされたことは、決して忘れてはならない
海外から多くの方々が見に来られる 日本人の意識はどうなんだろう
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